2018-02-07 第196回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
○参考人(赤石千衣子君) ありがとうございます。 そうですね、東北とか熊本も含めていろんなところを回らせていただいていますけれども、その就労の状況とか、本当に地域格差がございます。パソコンを使える方というのも少なかったり、月収、本当に七、八万のシングルマザーさんもたくさんおられます。ですので、そのニーズを聞きながら、施策の情報を届ける、そして基本的にやっぱり集まれる場をつくる、そういうところから取
○参考人(赤石千衣子君) ありがとうございます。 そうですね、東北とか熊本も含めていろんなところを回らせていただいていますけれども、その就労の状況とか、本当に地域格差がございます。パソコンを使える方というのも少なかったり、月収、本当に七、八万のシングルマザーさんもたくさんおられます。ですので、そのニーズを聞きながら、施策の情報を届ける、そして基本的にやっぱり集まれる場をつくる、そういうところから取
○参考人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。 私どもの団体も、厚生労働省からの補助金もいただいておりますし、自治体からの委託事業もあります。でも、多くはやはり御寄附をいただいて運営しているかと思います。昨年、認定NPOの申請はしておりますので、今審査待ちという状況でございます。より多くの方に御理解いただいて、御寄附をいただけるようにしたいというふうに思っております。 私どもが何のリソース
○参考人(赤石千衣子君) しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事長をしております赤石です。 今日はこういった機会を与えてくださり、本当に感謝しております。二十分お話しさせていただきます。 まず、スライドに沿って、私どものしんぐるまざあず・ふぉーらむの活動を少しだけ御紹介させてください。(資料映写) 今、会員数が千百人、これはインターネットを通じてメルマガをお取りになる方が大変増えておりますので、日々一人
○参考人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。 高等職業訓練促進費事業というのは、看護師とか介護福祉士とか保育士という学校に通う場合に生活費を援助しますよという制度でございます。これについては、本当に看護師になれますと児童扶養手当の所得制限を超えるぐらいの収入を得られるので、非常にここら辺のところの効果はありますよねということになっており、これを二年から三年に今回期間を延長したということは
○参考人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。 まず、労働、働くところの改革というのがあってしかるべきだと思います。例えば、私がお話を聞いているシングルマザーの方は、大体最低賃金プラス三円とか五十円とか、そういったところで働いておられます。東京ですと九百十円、東北ですと七百円、こんな形です。ですので、そのパートの賃金が、契約社員の賃金でもですね、少しでも上がることがやっぱり就労収入を上げていくというふうに
○参考人(赤石千衣子君) ありがとうございます。赤石でございます。 この度は、貴重な機会をつくっていただき、本当にありがとうございます。しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事長をしております。私は、団体の運営とともに、各地、本当に都道府県半分ぐらいの自治体にお邪魔して講座や研修の講師をし、そこでいろいろなシングルマザーのお話を聞いております。 今日は、資料に沿ってお話ししたいと思います。 まず、しんぐるまざあず・ふぉーらむの
○参考人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。 シングルマザーにかかわる、何というんですか、自己責任論と申しますと、やはり我慢が足らなくて勝手に離婚したのだから自分で何とかやっていけというようなことかなというふうに思いますし、離婚はやっぱり道徳的に許されないことだというような意識も、まあ少しずつ減ってきてはいるものの、まだ社会に根強いのかなというふうに思っております。 ただ、私は、相談を
○参考人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。 反貧困ネットを運営していく上での苦労ということと、若者の貧困の問題、原因ということでございますよね。 まず、反貧困ネットワークのどのようなことを申し上げたらいいのかなというふうに思いましたけれども、まず、二〇〇七年に反貧困ネットワークを立ち上げましたときには、いろいろな団体がつながろうと。これだけいろいろな問題が起きているにもかかわらず、日本
○参考人(赤石千衣子君) NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事をしております赤石です。 今日は、こういった機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。(資料映写) 私に与えられたのはシングルマザーを中心とした女性の貧困とコミュニティーといったところかなというふうに思っておりますけれども、正直なところ、何というんですか、コミュニティーとかまちづくりということを余り意識して今まで活動
○赤石参考人 そうですね。本当に自治体の方は御苦労されていると思います。 二月からお手紙を送ることになっておりましたけれども、いろいろな自治体で本当に対応にばらつきがございました。それで、例えば子供八歳以上で五年間受給している方というのを、全受給者の中から抽出しなきゃいけないんですよね、その名簿を。ところが、そのソフトがうまく動かないからおくれている自治体があったりというようなうわさを聞いたり、そしてまた
○赤石参考人 御質問ありがとうございます。 先ほども少し述べさせていただきましたが、就労支援で職業訓練などを行う場合には、本当に元手というものがないわけですので、今ある支援では、例えば入学金とか学校に払う費用を先に払って、今二割になってしまったんですけれども、後から戻ってくるというようなシステムとかございますけれども、やはりそれではちょっと難しいかなというふうに思います。ですので、本当にあれかもしれませんけれども
○赤石参考人 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事、赤石千衣子と申します。きょうは、この機会を与えていただき、大変ありがとうございます。 私は、母子家庭になってから二十数年、いろいろな苦労がございましたけれども、今は、母子家庭のお母さんと子供が集える場をつくり、さまざまな調査や研究や相談活動を行っているNPO法人の理事をしております。関西と福岡、福島、沖縄に姉妹団体がございます。 私は、
○公述人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。 ちょっと抜かしてしまったんですけれども、時間がない関係で、二十四条、十四条についてはそういった憲法判断が裁判所であることによって積み重ねられてきた、そういった歴史があって、九条については残念ながらそういった判断がなかったことを非常に私としても残念に思っております。 ただ、ですから、九条を実現するための営みというのが非常に、何というんでしょうか
○公述人(赤石千衣子君) 御質問ありがとうございます。 二点御質問があったかと思いますが、まず、地域社会で家庭を国と考え、地域を世界と考えて、地域で何か起こった場合にそれをどのように解決するのかといった御質問かと思いますが、地域社会に私たちも属しているわけですけれども、何か、例えば子供がちょっとこう事件を起こして迷惑が掛かっているというようなときに、どういうふうに解決するかというようなことですね。
○公述人(赤石千衣子君) 赤石でございます。 私の憲法に関する考え、特に二十四条と九条に関して述べさせていただきたいと思います。 ちょっと昔のことになりますが、子供のころのことからお話しいたします。 私は一九五五年生まれですが、小学生のころ、多分日米安保条約のことだったと思いますが、極東の範囲といったことが、フィリピン以北だ、そうではないといったことで国会で紛糾しているのを小学生のころ新聞やテレビ
○赤石参考人 御質問、住宅と教育費のことですよね。 住宅については、都心とか都市部に住んでいる母子家庭は本当に七万円とか九万円とかいう家賃を払っております。都営住宅あるいは県営住宅といったものを申し込むのですが、入れるようになるまでやはり数年かかる。優先入居枠というのはあるんですが、すべてのにはないので、ちょっとパーセントが上がるのですが、当たるには至らないという方がたくさんいらっしゃるということなんです
○赤石参考人 母子家庭の平均年収二百二十九万円というのは手当額を含んでおりますので、就労だけでいいますと大体年収百八十万です。ですから、ほとんど半分以上の方は、このまま生活保護を受けられるラインの方たちだということになります。 実は私も、子供を産んでから一年半余、生活保護を受給しておりました。しかし、生活保護の事務手続は非常に厳しいです。ですから、確かに生活保護ライン以下の方はたくさんふえると思いますが
○赤石参考人 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事をしております赤石千衣子です。 しんぐるまざあず・ふぉーらむは、ことし十月にNPO法人として認可されたほやほやの団体でございまして、会員数約八百人、全国の団体です。インターネットによるさまざまな情報の交換とかニュースレターの発行、さらに、夏にはお泊まり合宿をしたり、冬にはクリスマス会をしたり、そういった、子供たちのためのいろいろなプログラム